台湾出身のイラストレーターCherng(チェン)。

日常生活の中で感じたことをSNSに記すエッセイリストとして活動をスタートしました。

彼の描く日常生活の何気ない一コマはブラックユーモア満載。

でも、その一コマの中に思わず共感する場面が多くてびっくりする人も多いはず。

すぐに若者を中心に話題を呼び、現在では台湾を代表する一人として活躍しています。

LAIMOはそんな彼の日々の感想を話す代弁者のような存在でしたが、その個性的なキャラクターがどんどん一人歩きし、今ではLAIMOが人気キャラクターとして定着しています。台湾の若者のブラックユーモアのポイントは、海を渡った日本でもジワリと通じるものがあり、日本のファンの方にも支えられて、2015年、日本での展開がスタートしました。

実は、大の日本好き。

日本のどこかでフラッと現れるかもしれません。

 

 

 

 


INTAVIEW

 

Q:Cherngさんこんにちは。

Cherng:こんにちは。

 

Q:台湾では人気のCherngさん(以下チェンさん)、日本の皆さんにも是非チェンさんの素顔を知ってもらいたいと思っていますが、大の日本好きとお伺いしていますが・・・?

Cherng:そうなんです。日本へはもう十回以上遊びに来ています。一つ一つの風景を楽しむのも好きですし、色々な雑貨を見て回ることも好きなので、何回来ても本当に飽きません。

好きな食べ物はラーメンですよ。

そういえば、先日、渋谷のスクランブル交差点で、インスタグラムでフォローし合っていた日本人のイラストレーターさんと偶然ばったりお会いしたんです(笑)お互い、インスタグラムの写真でしか知らないのに、すれ違って数秒してから、あっ!って・・(笑)

こんな出会い方ができるのも今の時代ならではだと思いますし、そういうところで発信しながら、縁を増やせることはとても嬉しいと思っています。そして日本がますます好きになりました。

 

 

Q:素敵な偶然ですね!あんなに人が多いのに・・(笑)

そういえば、チェンさんのインスタグラムによく、不思議なポーズで写っているのはなぜですか?

Cherng:あぁ!それは、ですね・・・ちょうど撮影している人を背景にさせてもらって、その人と同じポーズや表情で写真を撮っているんです、ちょっとした遊び心ですよ(笑)

僕の作風はブラックユーモアというかシュールというかそういうジャンルに分けられることが多いのですが、それも、何かちょっと人と違う角度から発信することが好きだし、できれば楽しくいきたいですし。怒るというよりも、できれば捻くれていても楽しく過ごしたい、ちびまる子ちゃんの永沢くんのようなポジションですね。

Q:永沢くんをご存知なんですね!

Cherng : はい、もちろん知っていますよ!僕の発信するものも少しひねくれている気がしていたけど、でもみんな、同じ気持ちになることがあると言ってくれることもあります。そしてファン同士で意見が交わされていくこともあります。これからも日常に沿ってファンと相互に触れ合える機会を作り続けていきたいです。

 

Q:なるほど!だんだんチェンさんのことが分かってきました!

でもよく写真に載せている二人のお子さんはファンの方ですか?

Cherng:彼らは、僕の姉の子どもで、僕は叔父にあたります。LAIMOが好きかどうか確かではありませんが笑、よく僕からLAIMOグッズを与えています笑。

Q:そうだったんですね、とっても可愛いです〜!ちなみにグッズに描かれている猫のキャラクターは、「爽爽猫(そうそうねこ)ですね!よくコラボをされるのですか?

Cherng:はい、よくコラボレーションしますよ、2015年の夏に行われたLOFT渋谷店での「POP UP STORE」にも一緒に出展しました。LAIMOが頭の良い問題児だとすれば、爽爽猫は、一生懸命まっすぐ頑張る優等生といったところかな。二つのキャラクターの性格や世界観は対照的だけど、同じ台湾というツールを生かした作風を是非日本の皆さんにも楽しんでいただきたいと思っています。

Q:みなさん、お互いに励まし刺激し合いながら進めていらっしゃるのですね!

さらにもっと話を聞きたくなりました!また第二弾のインタビューも開催して良いでですか!?

Cherng:もちろん!是非開催しましょう!日本のオススメも教えてください〜!

Q:ありがとうございます。では日本そして世界のみなさんにメッセージをどうぞ!

Cherng:LAIMOの口癖は「結局何もやってない。」で、いつもぐうたらしては怠けたり、ぐちぐちと皮肉を話していたりと世話の焼ける奴ではありますが、どうぞ長い目で応援してくれると嬉しいです!そして、このインタビューを読んでくれてありがとうございます。